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MASTER キートン
MASTERキートン (18)029
MASTERキートン (18) 夢を掘る人
勝鹿 北星, 浦沢 直樹

全18巻を読み終わりました。
いやー、すごくおもしろかった。
原作者がついているので、純粋な浦沢作品とは違うんだろうけど、
読み手にはそんなこと、関係ないの。

 考古学者でいたいけれど、なかなかそうは行かず、
 生活のため、保険の調査員をしているキートン。
 父親は動物学者、母親はイギリス人。
 元SAS(英国特殊空挺部隊)のサバイバル教官という経歴からか、
 やっぱりサバイバルな状況に巻き込まれまくり。
 日本からは、青春真っ盛りのかわいいひとり娘が、
 「お父さんしっかり!!危ないことしちゃだめよ!」
 とエール…。
 
あらすじなんてちっとも書けないよ。

キートンはいろんな国を訪れます。
わたしは外国についての知識が全然ないので、
かるい置いてけぼりを毎回くらいます。
最初はそれが面倒だったけど、だんだん楽しくなる。
普段はあまり観ない国の映画を次々出される感じ。
でも、主人公は一緒(笑)。

いちばん好きだったのは、キートンが
「わたしはなにも知らないし、できないし、よくわからない」
という態度で、ストーリーが始まること。
サバイバルを切り抜ける知識と、
考古学者ならではの視点や、すばらしい洞察力があるのに、
能ある鷹は爪を隠している。

キートンの最終的な夢は、とある発掘をすること。
どんなに難解な事件を解決しようが、自分の目標はたったひとつ。
かっこいいです。


キートン動物記―MASTERキートン/番外編
キートン動物記―MASTERキートン/番外編
勝鹿 北星, 浦沢 直樹

全巻読んだと思ったら、こんなのがあった。
こりゃ買うしかないかなあ。

| comics & animation | 13:19 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
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| - | 2007/02/11 8:22 AM |